第1回 近隣・周辺住民説明会 (2007年4月25日)後に

分かったこと

説明会で、既に建築確認の申請がなされているということが
はじめて、住民に知らされたため、住民が確認してみると、
説明会開催に至るまでの経過で、不可解な事実が判明した。

 


(仮称)川越市田町マンション新築工事」説明会までの経緯

黒文字は、東武不動産が表向き行ったこと
赤文字は、住民側に知らせずに 東武不動産が行ったこと

 

・2月17日 建築計画のお知らせ看板を設置

・その後   近隣・周辺住民宅に「建築計画のお知らせ」というプリントを配布

・田町自治会からの住民説明会開催の要請に対し、3月15日ごろに開催予定と
 返答

その後、住民説明会を1ヶ月延期して4月中に行うと連絡

・3月14日 川越市 に「近隣住民等に対する説明にかかわる報告書」を提出

4月中旬になって4月16日(月)の週に住民説明会の日程を決めると連絡

・4月16日(月)に建築確認の申請を行う  
   注:建築確認の申請は、「近隣住民等に対する説明にかかわる報告書」を
     提出してから30日が経たないと提出できない


・4月17日 住民説明会を4月25日に開催する旨の案内書を配布


・4月25日 住民説明会開催


上記の事実から見えてくること

 

 1.東武不動産は、当初、3月15日ごろ、住民説明会を予定しているといい
   ながらその前の
3月14日に、住民への説明が完了したとする報告書を
    川越市に提出している。

 
2.
4月16日に「建築確認の申請」を提出した翌日の4月17日
   「住民説明会開催のお知らせ」を住民に配布している。

すなわち、住民には、住民説明会で説明すると思わせぶりをし、その実、はじめから住民説明会開催前に、住民に説明が済んだとする報告書(近隣住民等に対する説明にかかる報告書)を川越市に提出するつもりであった。

さらに、その報告書を提出してから30日が経たないと「建築確認の申請」ができないことから、
住民説明会を1ヶ月以上延ばし延ばしすることによって、その時間稼ぎをおこなっていた。 

建築確認は、申請書類に不備が無い限り、ほぼ自動的に下りる。
すなわち、建築確認がほぼ間違いなく下りることが確実になるまで「説明会をしますから」と言いながら、それを延期することにより、時間稼ぎをし、建築確認が確実に下りるのがはっきりしてから、住民説明会開催の案内を出したことになる。