住民説明会後の経緯

 以下は、田町自治会員に対する田町高層マンション対策協議会の報告書を一部改変したもの


田町高層マンション対策協議会の設立

田町自治会として、何度も、事業主の東武不動産に住民説明会に出席するよう申し
 入れたにもかかわらず、525日までに
3回開催された住民説明会では東武不動産
 は欠席、または挨拶だけで話し合いを拒絶したため、直接対話の機会がなく対立し
 た意見の溝は全く埋まなかった

・これ以上、田町自治会全体として対応していくことは、多くの自治会員の日常生活
 や自治会としての通常業務に甚大な障害が生じてしまう危険性があるとの判断から
 今後は、
実動部隊のようなものを組織し、自治会としては、それを全面バックアッ
 プするという方針が打ち出された

・実動部隊は、自治会の「(仮称)川越市田町 マンション建設計画説明会に係わる
  対応への意見集約集会」で、特に協力を申し出た自治会員が中心となって組織され
 名称を「田町高層マンション対策協議会」とし、下記のような活動を行った

川越市に「あっせん」を申請

・東武不動産との直接対話を実現するため、川越市 の「中高層建築物建築紛争の予防及び調整条例」に基づき、「あっせん」の要望書を川越市に提出した

・ところが、「あっせん」に応じるよう川越市 から東武不動産に連絡したところ、
東武不動産は、「あっせん」への出席を拒否する川越市に回答してきた

・再度、川越市に「あっせん」を依頼し、ようやく、「あっせん」が実現した

第1回「あっせん」

・7月11日に川越市役所の会議室において、川越市建築指導課の司会の下で「あっせ
 ん」が開催された
 
事業者側として、東武不動産から分譲営業部部長、次長(第2回住民説明会で挨拶
 だけを行い住民からの質問を一切無視した人)、課長補佐の3名、不二建設から
 1名、IAO竹田設計から1名、イデアから1名の計6名が出席
 住民側出席は、自治会副会長を含む7名

・住民側からの主たる要望、質問とそれに対する事業者側からの回答

1.近隣周辺の住環境に重大な悪影響を生じないよう、マンションの高さを低く
   してほしい

2.近隣周辺の住環境に重大な悪影響を生じないよう、マンションと隣地との距
   離を離してほしい

3.近隣周辺住民との話し合いが済むまで工事を中断してほしい

⇒ 上記、3つの要望について、事業者側は、拒否

4.近隣住民との間で、工事の進め方や工事中に生じる問題等に関する取り決め
   を要望

⇒ 事業者側は基本的には承諾(具体的内容については今後検討)

5.近隣周辺住民への事前説明は、「建築計画のお知らせ」という印刷物を配布することにより完了したと川越市に報告しているが、住民にどのように配布したのか?

⇒ 住民不在のためポストに投函:141戸。 郵送:24戸
戸別配布はせずマンション管理人さんに一括依頼:69戸
住民に直接手渡し:50戸 (第2回あっせん時の追加回答を含む)

6.(仮称)川越市田町 マンションの着工日はいつか?

⇒ 最初の杭打ち日が着工日と考えられるが、日にちが不確実なため、後日、
     川越市
に報告する

7.マンションの名称「ヴィスタガーデン川越」の「ヴィスタ」とはどういう意味
   か?

⇒ 最近、当社のマンションには「ヴィスタ」という言葉をつけているが、
     意味は分からない

第2回「あっせん」

81日に川越市役所の会議室において、川越市 建築指導課による司会の下で第2回
 「あっせん」が開催された。事業者側からの出席者は第1回の「あっせん」の時と同
 じ

・関係住民(工事現場と直接土地が接する住民)が、建設工事によって日常生活が
 著しく障害されないようにするための取り決めの案を、関係住民に代わって、事
 業者側に提出

⇒ 事業主側は持ち帰って検討し、後日(日未定)、関係住民代表に連絡すると
     回答

・住民側からの主たる要望、質問とそれに対する事業者側からの回答

1.第1回住民説明会2007425日)では、イデアの社員が「自分が言ったこと
   は、すべて東武不動産が責任を持つ」と主張したが、東武不動産として、そこ
   までの権限をイデア株式会社に与えた上で住民説明会を開いたということか?

⇒ 東武不動産は、その通りと返答
    住民説明会で、イデアの社員は、「事業主である東武不動産は、社会に対
     してどんなに迷惑をかけても、法に違反しなければ、金儲けに走る会社で
     ある」との認識を示したが、東武不動産自身も同じ認識でいるということ
     になる)

2.第1回住民説明会で配布された工程表と比べ、ヴィスタガーデン川越の新聞折
   込広告では、工期が1ヶ月早まっているが、工程に変更が生じたのか?

⇒ 販売(入居)時期が年末は良くないということで工程を繰り上げた

3.第1回住民説明会で配布された資料とヴィスタガーデン川越の新聞折込広告で
   は、建築面積と延床面積の数値が異なるが、設計変更があったのか?

⇒ 設計変更はない。どこまでを面積に加えるかの解釈の違いで数字が異なった
     だけ

 4.杭工事はいつ行われたのか?
    注:耐震偽装の姉歯事件をきっかけに改正建築基準法が作られ建築確認の審
      査が厳しくなった。しかし、法の施行日が、620日のため、619日ま
      でに着工(杭工事開始)していれば、改正建築基準法に従った厳しい審
      査を受けずにすむ

1本目の杭(直径1m)は、614日に東側のエントランスホールに当たる部
     分に打った。
2本目の杭は、625日に直径2m超の杭を打った

5.614日の細い杭打ちは、いかにも619日までに着工(杭打ち開始)をしたと
   主張するためだけの杭打ちのような不自然さが感じられる

⇒ あくまで工程に従ったと主張

6.杭工事は、614日からという回答であったが、工事現場に公示しているお知ら
   せ看板では、
619日から杭工事と表示されていた。公示している工事内容と実
   際の工事内容は一致しないということか?

⇒ 工事の予定が変わったが、現場でお知らせ看板を修正しなかった
     この点は、謝罪する

7.工事現場に向かう大型の生コン車が、入間川街道に入る手前の160号線などで
   エンジンをかけたまま長時間停車しており、交通障害、騒音などで迷惑してい
   るとの指摘があるが、どのように対処されるつもりか?

⇒ そのようなことがないように指導している

8.本日、出席されている方々は、毎日、現場に出向いているのか?

⇒ 週に1回か、それ以下の頻度で現場に出向いている

⇒ その回答に対し、その程度では、上層部が意図していることが現場では実行
 されず、実際に、上記6や7のような問題が生じていると指摘

9.ヴィスタガーデン川越完成後に近隣周辺住民との間に問題が生じた場合、問題
   解決のために武不動産は、どの程度、あるいは、どのように関与するのか?

⇒ 持ち帰って検討して、後日、回答する

・第2回の「あっせん」では、時間の関係で、下記の2点については、引き続き要求
 し続けていくということを事業者側に伝えるに止めた

10.近隣周辺の住環境に重大な悪影響を生じないよう、マンションの高さを低くし
   てほしい

11.近隣周辺の住環境に重大な悪影響を生じないよう、マンションと隣地との距離
   を離してほしい

 

 >>  その後の経緯 

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 イデア株式会社 近隣110番有限会社 
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